
きし
当記事では、美容師がおすすめする「ジェル&ジェリー」ということをテーマに初心者にでも分かりやすく、ランキング形式でご紹介しています。この記事を見れば悩みを解決することができます。どうぞご覧ください。
- おすすめのジェルってあるの?
- どんなジェルを選べばいいの?
こういった疑問にお答えしていきます。
美容師がおすすめのジェル&ジェリー集
ジェルはスタイリング力の高さがメリットですが、デメリットとして使いにくさという部分があり、初心者向けのスタイリング剤でないと使えにくいという人も少なくありません。

きし
とはいえジェルやジェリーにはいくつか特徴があります。
- ツヤ感のあるスタイルになる
- キープ力やセット力が高い
- まとまりがつくりやすい
など、通常のヘアワックスとはことなるメリットがあります。
そこで、さまざまなスタイリング剤を実際に使ってみてその中から使いやすかったもののみを厳選しました。
当記事を読むことで、自分の髪質やスタイリングに合ったジェルを探すことができます。加えてジェルスタイリングのアドバイスについても丁寧にお話するので、どうぞご覧ください。
この記事で分かること
- 実際に使ったメンズワックスをランキング
- それぞれ特徴も分かりやすく説明
- 美容師的なアドバイスも
前回の記事では「ワックスランキング」を紹介したので、まだ見ていない方はそちらもご参考ください。
関連記事▶メンズワックスランキング10選|美容師が教えるワックスの選び方&メンズワックス
タップできる目次
ジェル&ジェリーの「特徴」

きし
まずはジェルやジェリーの基本的な特徴についてお話していきます。
スタイリング剤のカテゴリとしても違いがあるジェルとワックス。
ジェルとワックスの違いはいくつかありますが、「ドライ感」か「ウェット感」が1番大きな違いとなるでしょう。
それ以外にも、ヘアワックスとジェルには大きな違いがあります。

つま
さらに、ワックスはさまざまな種類もあり初心者〜上級者まで愛用している剤ですが、ジェルはその特異性からか中級者〜上級者向けの剤となっています。
- セット力が高い
- ウェットな質感になる
- スタリング力が必要になり上級者向け
男性の場合、スーツを着たビジネスマンにはウェットヘアというのが定番です。最近では、女性でもウェットヘアが流行していてさまざまなスタイルにウェット感が多用されています。
ジェル・ジェリーの「選び方」

きし
ジェルとジェリの選ぶポイントについてお話します。
ジェルを選ぶときにポイントとなるのは、いかに
”スタイリングしやすいか?”
か、ということが大事にになります。
自分に合ったジェル・ジェリーにするために、ポイントになることをお話していきます。
使い勝手は良くないですが、自分に合ったジェルを選ぶとスタイリングのしやすさは格段に上がります。

つま
選ぶポイント①|ジェル?ジェリー?
まずはそもそものジェルとジェリーの違いについてお話します。 実は使い分けができるようになっているのです。
- 速乾性が高く早い
- パリッとした質感に
- ショートヘアにおすすめ
- 速乾性が緩やかで遅い
- パリッとした質感になるがジェルほど高くはない
- パーマヘアやくせ毛におすすめ
髪質によっても変えたりします、髪が多い少ないや、直毛くせ毛など、自分にあったものを選ぶ必要があります。
選ぶポイント②|ハード?ソフト?
ジェル(ジェリー)にもハードorソフトがあります。これらもワックスと同様に違いがあります。
ハード
- 粘度が固くスタイリング力が必要
- 整髪力・キープ力が高い
- 短髪におすすめ
ソフト
- 粘度が軟らかく初心者向け
- 整髪力・キープ力が低い
- ミディアムにおすすめ
スタイリングのしやすさにも左右されるのがハードかソフトかです。自分の髪の長さによって合ったものを選びましょう。
選ぶポイント③|ヘアスタイルによって選ぶ
つまり自分のヘアスタイルによって固さと種類をチョイスすることがポイントとなります。
- ジェリー(ソフトタイプ)…ミディアム:毛量多・太毛
- ジェル(ハードタイプ)…ベリーショート:毛量普通・細毛
自分にあったものを選べるようにしておきましょう。ミディアムヘアの人が速乾性の高いジェルを使うとスタイリングしている間に乾いてしまい絡まり失敗していまう可能性が高いです。 自分にあったものを選べるようにしておきましょう。
美容師がおすすめの「ジェル&ジェリー」

きし
それではおすすめのスタイリング剤を話します。
項目を見ながら選ぶことで、スタイリング剤選びが失敗しにくくなります!
ジェルがスタイリングしにくい理由の一つに「速乾性」があります。手に出して髪につけていく間に、乾いてしまってスタイリングがしにくいことにあります。
ここでは、速乾性の低い良質なジェルやジェリーを厳選しています。
セット力が高い「ジェル」はベリーショート向け、ジェルとワックス混合させたような質感の「ジェリー」はミディアム〜ロング向けと、なるので1つの目安にしてください。

つま
これはメーカーによってはグリースなどとも言います。 つまり短髪向けにはジェルを、長髪向けにはジェリーを使うことをおすすめしています。
さらにジェルにもハード・ソフトと固さを選ぶことができます。
- ベリーショート〜ショートは「ジェル」
- ショート〜ミディアムロングは「ジェリー」
- その他にもハード・ソフトで使い分け
上記のことを意識しながらスタイリング剤を選ぶと、失敗はだいぶ少なくなると感じます。しかし、それでも実際につかったものでないと合っているかはわかりません。

きし
そこで、ショートスタイルのぼく自身が、さまざまなスタイリング剤を使ってみて使用感の良かったもののみをまとめているので、自分の髪とヘアスタイルに合わせてスタイリング剤を選ぶ参考になればと思います。
1位 「MILBON(ミルボン)」
ジェリー H
ジェリー M
ジェリー S
2位 「COTA(コタ)」
コタスタイリング ジェリー
コタスタイリングSHスーパーハードグリース
コタスタイリングSHスーパーハードジェル

ジェル&ジェリーの特徴&ポイント
コタのジェリーがある「コタスタイリングSH」も使いやすくておすすめです。コタのジェルやジェリーは男性だけでなく女性にもおすすめできる品質の高いアイテムばかりです。コタのジェリーも伸びがよくて、スタイルの失敗が少ないので初心者にもおすすめです。しかも男性だけでなく女性でも使うことができます。
3位 「ビューティーエクスペリエンス」
ロレッタ ハードゼリー
デビル ゼリー 10.0

ジェル&ジェリーの特徴&ポイント
ビューティーエクスペリエンスのジェリーは「ロレッタ・ロレッタデビル」の2種類があります。とても使いやすくて、コスパも優れているのでおすすめです。ロレッタゼリーはジェルとしても人気の商品だし、とても使いやすくておすすめです。しかもコスパにも優れているので使いやすいです。
4位 「ARIMINO(アリミノ)」
フリーズキープ グリース
ジェリー
ウェットオイル ジュレ
アリミノ ピース ウェットオイル ワックス
アリミノ ピース ウェットオイルグリース

ジェル&ジェリーの特徴&ポイント
アリミノシリーズのジェル・ジェリーは「スパイス・ピース」があります。幅広い種類があるので、男性も女性も使うことができるし、スタイルでも使い分けができるのでおすすめです。アリミノのジェルは6種類もあるので、ぶっちゃけこのシリーズだけでも良くないかと思うぐらいの品揃えです。そして品質も高いのでおすすめです。
5位 「no3(ナンバースリー)」
デューサー アクアジェルワックス 6G
アクアグロスワックス

ジェル&ジェリーの特徴&ポイント
ナンバースリーのジェルワックスは、「デューサー」があります。少しセット力が強いので、男性におすすめするジェルワックスなのですが、使いやすいスタイリング剤です。1日中キープすることができるワックスで、幅広いラインナップは男性にとくにおすすめできるジェルワックスです。
さらにジェルワックスだから、速乾性が低めなのでさまざまな質感も自由にコントロールすることができます。
6位 「DEMI(デミ)」
デザインキューブクールジェル
デザインキューブハードグロス
デザインキューブソフトグロス

ジェル&ジェリーの特徴&ポイント
ウェーボシリーズのジェルは、「デザインキューブ」があります。ハードからソフト、グロスまであるので、とても使いやすくておすすめです!さまざまな動き、質感を楽しむことができるスタイリング剤で、硬さをたくさんあるので、ショートの男性からミディアムの女性ぐらいなら使いやすくておすすめです。
7位 「シュワルツコフ」
オージス ロックハード
オージス ゲラスティック
ハードホールド ヘアゼリー
ストロング ホールド ジェル

ジェル&ジェリーの特徴&ポイント
シュワルツコフのジェルには、「オージス・[3D]メン」があります。シュワルツコフのジェルやジェリーはキープ力が高いものが多いので、メンズショートにおすすめのハードジェルです。豊富なラインナップで、自由に動かせるスタイリングができるスタイリング剤です。ショート〜ミディアムのメンズや、ショートの女性におすすめです。ハードなのでキープ力が高いです。
8位 「PIACELABO(ピアセラボ) 」
アクアジェリーパウダー
オイルワックス
ジェルウォーター

ジェル&ジェリーの特徴&ポイント
ピアセラボのジェルには、「カルドール・ディレクション」があります。ピアセラボのジェルにはジェルウォーターなどもあり、女性でも使えるスタイリング剤になっています。
ジェリーパウダーは、とても使いやすいスタイリング剤です。
パーマスタイルにも使用することができるので、幅広く使うことができます。ハードではありませんが、「固まらなくてもいいけどウェット感をつくりたい」って人におすすめ。
ジェル&ジェリーの『スタイリング方法』

きし
次にジェルのスタイリング方法についてお話します。
ワックスのスタイリングとは全く違うので使い分けをするのもおすすめです。

つま
アドバイス①|まずは髪を濡らすことが前提
必ず髪を濡らすことが前提となります。ジェルの特徴の1つの「ウェット感」を出すためにはジェルだけでは量がたくさん必要となります。 そのために髪に水分を残し相乗効果を狙うことが大事になります。
アドバイス②|半乾き〜濡れている状態からスタイリング
しかしブローが必要ないわけではありません。厳密に言うとブローが必要なるのは髪の長さによって違います。
- ベリーショート:不要
- ショート:不要
- ミディアム:必要
- ミディアムロング:必要
- ミディアムボブ:必要
髪が長ければ長いほど、髪の重さによってボリュームがつぶされてしまいます。そのためショートよりも長いのであれば根本を少しブローすることが必要になります。
その他にデザインによっては部分的にブローをすることによってジェルであってもデザイン性を出すことは簡単なので自分好みに調節しましょう。
アドバイス③|500円玉程の少し多めの量が必要
ジェルを使用するとき、用器から手に出してからすぐにスタイリングします。
セット力の高いものであればあるほど、速乾性が高いので素早くスタイリングしましょう。 ジェル特有の粘着性・接着性のあるポリマーは空気に触れることによって、すぐに固まります。
アドバイス④|素早くスタイリングが鉄則
ジェルのスタイリングは素早く・的確にが鉄則となります。 そのためジェルをつける順番や、ヘアスタイルイメージをしっかりと持ってから行いましょう。
- 全体に薄くムラなくつける
- 襟足➔サイド➔トップの順
- 前髪は最後に
- 毛先を動かすorまとめる
- 足りない部分は最後に足す
できだけムラの少ないように全体につけたあとに、襟足➔サイド➔トップの順につけていきます。前髪をアップにしたい場合は量を少し足してあげましょう。
終わりに


きし
ジェルのつけ方についてまとめてみましたがいかがでした?
ジェルは難易度が高いですが、コツを掴むとあなたのヘアスタイルをワンランクアップさせてくれる便利アイテムです

つま
何度も読んでしっかりトレーニングを重ねてマスターしてくださいね。
- ジェルはウェット感を出す時やイメージを変えたい時に使う
- 短髪はジェル・ミディアムはジェリー
- スタイリングは濡らしてからがキー
- 剤の量は多めに
- ジェルは素早く的確にが鉄則
それでも難易度が高いことに変わりはないので、初心者はまずワックスでスタイリングで慣れていくことも良いと思います。
最後に100個以上のスタイリング剤を使用してきたぼく達が、本当に役立つワックスをサロン&市販と女性用&男性用の4つのランキングにまとめてみました。
それぞれ見やすいように分けています。
基本的には、トータルスペックが良いものをピックアップしていますが、実際に使用してみて、
- 実際の使用感
- セット力だけでなくまとまりや使いやすさも
- ダメージヘアなどにも問題なく使える
などのトータルバランスで使いやすいアイテムばかりをご紹介しています、かなり自信のある記事になっているのでワックスを探す時の参考にしてください。
こんな感じで以上です。
ジェル&ジェリーの特徴&ポイント
ミルボンの「ドレシア ジェリー」はかなり使いやすいウェットスタイリング剤です。男性はHで、女性はM・Sでウェット感を楽しむことができます。とにかく使いやすくてスタイリングする時に伸びもよくて、どの長さにでも使うことができるので、迷っているのならばジェリー一択です。