初心者のためのワックス購入講座
1. サロン品?市販?それぞれの違いと選び方
基本的には、スタイリング剤の容器の裏には「美容室専売品」や「プロフェッショナル用」などと記載されています。
それが1つの目安の基準としてもなります。
とはいえ、本質的に重要となるのは明記されているかということではないので、としてサロン品と市販品合わせて100個以上使ってきた経験を活かして、「美容室専売品」と「市販品」の違いをお伝えします。
大きな違いは3つ、
- 水分量の違い
- 価格の違い
- 実際に試せるかどうか
自分と相性の良いものを選ぶ必要があります。
2. おすすめのサロン専売ワックス
サロンワックスの特徴としては、「価格は高めだが品質が高い」多くある認識ですが、この品質が高いとはどういうことなのか。
実はセット力やキープ力なら、サロンワックスよりも市販品の方が強くあります。ではサロンワックスの優れている部分についてふれていきます。
- 髪への「伸びが良く」スタイリングしやすい
- お湯だけでも簡単に落とせるので「髪への負担」が少ない
- 少ない量でも「しっかりキープ」してくれる
- デザイン(容器)がよく「利便性が高い」
実のところ、シャンプーやトリートメントのように、絶対にサロンワックスの方がいいというわけではなく、中には市販ワックスの方がおすすめになるケースもあります。
とはいえ個人的には、サロンワックスの方がおすすめです。頭皮への負担はできるだけ少なく、かつスタイリングのしやすいアイテムなのです。
初心者〜上級者まで幅広く対応することができるアイテムです。
3. おすすめの市販ワックス
市販ワックスは、スーパーやドラッグストアなど一般的な商店や店舗などで購入できる商品のことになります。
サロン専売よりも良いポイントなどもあるので、メリットについてもまとめてみました。
- とにかく「コスパが良くどこでも購入」できる
- セット力が高く「キープ力も強い」
- 「サロン専売にないハードなワックス」が多い
- とくに「短めのメンズスタイル」にはハマりやすい
上手く使えば、少ないコストでしっかりとスタイリングすることができます。とはいえ適当に選んだり使うと、上手くいかずトラウマになってしまうこともあるので十分に注意する必要があります。
ですが、くせのある使用感なので、個人的には中級者〜上級者向けのアイテムです。
4. 女性におすすめするワックス
女性におすすめするワックスといっても、どんなスタイリングにするか漠然としていては選ぶことはできません。ここでは、スタイリング剤で「動かす」と「まとめる」という焦点を絞って紹介しています。
女性のスタイリングではガチガチにセットするというよりも、ナチュラルに仕上げることが多く、ハードよりもソフト、ベタッとするよりもフワッとさせます。
動かすのか、まとめるのかというのは、ワックスの性質によってコントロールすることができます。
幅広く対応することができるサロンワックスを中心に女性におすすめするワックスをまとめています。
5. 男性におすすめするワックス
ここでは男性の短いスタイル(ベリーショート〜ミディアムショート)と相性の良いワックスのみをカテゴライズしています。
- ほどよいセット力
- 髪への使用感
- 香り
ベリーショートでガチガチにセットするという人よりも、ある程度のセット力と動きをつくれるやわらかさのバランスで厳選しています。
6. 兎にも角にも「ハードが好き」って人向け
ハードワックスといっても「度合い」によって、かなり違いがでてきます。セット力があってもキープ力が違ったりさまざまな違いがあります。
それは目的によって大きく異なります。
- とにかく1日ガッチリとキープさせたい
- 全体にボリュームをつくりたい
- 手直しを入れることができるハードがいい
などハードといっても目的やヘアスタイルによって、度合いを調整する必要があります。
実際に使い比べてみて、好みに合わせておすすめを紹介。
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最後に
あなたは1つのスタイリング剤で満足できますか?
大半の人が「ワックスって1つじゃないの?」と驚かれますが、1つのワックスなどのスタイリング剤で理想のセットができている人は少ないはずです。
髪質はもちろん、カットしたばかりの長さから、伸びてくるとワックスの使用感は一気に変わります。つまり、その時々に応じて使い分ける必要があると考えています。これは贅沢とかではなく、実際に自分がそうすることによって、どんな状態であってもスタイリングをしてきた実体験があるからたどり着いた答えです。
まぁ回数が多くなるわけでもないので、実際に使う量は同じですからね。
さて話はそれましたが、ぼくの経験に基づいた選ぶ基準をお伝えしましたが、こういのが少しでもヒントになって、あなたの美髪のサポートになったら幸いです。
長く活用いただけるように、日々見やすいように改善していくので、どうぞ末永くよろしくおねがいします。