- くせ毛だから上手くスタイリングができない…
- 自分にあったワックスが分からない…
こういった疑問にお答えします。
くせ毛の人におすすめするワックスとスタイリング術を解説
前回の記事では、くせ毛の人におすすめのトリートメントをまとめましたが、今回ではワックスについてお話していきます。
女性にとって髪とお肌は命のようなものです。
しかし、この記事を見ているあなたはくせ毛が悩みで上手くスタイリングができなくて悩んでいるかもしれません。
くせ毛だから上手くスタイリングができない…
そんなあなたに向けて、スタイリングが苦手でも簡単にかつ可愛くなるスタイリング法を研究しました。
「これからセットしてみよう」と思っているあなたも、「もっと上手くスタイリングの仕方はないかな」とセット慣れしているあなたにも、きっと役に立つコンテンツになっているはずです。
当記事では、美容師が教えるくせ毛で悩む人におすすめするワックスや、簡単なスタイリング術について美容師が分かりやすくお話します。
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くせ毛におすすめのスタイリングワックス集

きし
くせ毛におすすめのスタイリングワックス集を紹介します。
スタイリング剤別にご紹介していくので、自分のくせ毛やスタイル(長さ)で選びやすいようにしています。

つま
大前提にはなりますが、
ワックスはつけすぎると逆効果です
ワックスはくせ毛を緩和させるものではなく、髪自体をキレイにするものです。
これに関しては、くせ毛であろうと猫っ毛であろうと関係ありません!絶対に必要なものなのです。
自分の髪に合ったワックスとスタイリング術で、キレイな髪作りをしていきましょう。
くせ毛の特徴は、髪の「うねり」と「広がり」があります。
直毛は真っ直ぐな髪に対して、くせ毛はうねったり広がったり扱いづらいネガティブなイメージがある髪です。
そのために、くせ毛へのワックスを選ぶ時はスタイルによってワックスを使い分ける必要があります。
- ボリュームを抑えたい=「ファイバーワックス」
- パサパサする=「クリームワックス」
- 乾燥している=「ウェットワックス」
- スタイリングするのが苦手=「スプレーワックス」
そこで、くせ毛でロングスタイルで私が、さまざまなスタイリング剤を使ってみて使用感の良かったものをピックアップしました。

つま
上記のことを意識しながらスタイリング剤を選ぶと、失敗はだいぶ少なくなると感じます。しかし、それでも実際につかったものでないと合っているかはわかりません。
くせ毛におすすめの「ファイバーワックス」

きし
くせ毛のボリュームを抑えたい場合に効果的なのがファイバーワックスです。
ファイバーとは繊維の細かいワックスでベタつかないのが特徴なので、くせ毛を抑えたい人にはおすすめです。

つま
広がりやすいくせ毛におすすめになるのが「ファイバーワックス」です。
繊維が細かいワックスなので、水分が多すぎずベタつかないので、使用感もとても良いワックスです。くせ毛を抑えるのと同時に動きを出すということもできるます。
初心者はこのファイバーワックスから始めることをおすすめします。
かなり使いやすいファイバーワックス。
まとまりもつけやすくて女性から男性にまで使える万能ワックス。
ほどよいキープ力のあるファイバーワックスはとても使いやすいファイバーワックスです。
キープ力はあまりないですが、どんなスタイルにも合わせることができます。
くせ毛におすすめの「クリームワックス」

きし
パサパサしているくせ毛にはクリームワックスがおすすめです。
ファイバーに比べると水分量が多いので、水分不足になりやすいくせ毛の人は一つは持っておくこをおすすめしています。

つま
クリームワックスは、スタイリングのベース剤としてもおすすめできるので自分に合ったものを一つは持っておきましょう。
少量のクリームワックスを全体にまんべんなくなじませると、くせ毛の水分量を調節することもできるのでおすすめです。
かなり使いやすいクリームワックスで、スタイリングの土台にも使えるし、ロングヘアのワックスにも使える万能ワックスです。
こちらはベタつくのが嫌いな人におすすめできるクリームワックスです。
使用感も良いし、まとまりや動きもでてくれます。
ミディアムスタイルにはエアルーズワックスがおすすめです。
ほどよいセット力と質感を表現してくれます。
適量を手のひらにとり、よく伸ばしてオイル状にしてからスタイリングをします手に残ったら、そのままハンドクリームとしても使えます。
くせ毛におすすめの「ウェットワックス」

きし
乾燥しやすいくせ毛にはウェットワックスがおすすめです。
ジェルやジェリーと呼ばれるワックスで、ファイバーやクリームに比べるとスタイリング技術が必要になるので上級者向けワックスになっています。

つま
流行している「ウェット感」を簡単に演出することができるワックス。
スタイリング術は必要にはなりますが、使いこなせば服装や行く場所によっていつもと違うセットを楽しむことができる便利アイテムです。
ジェリーは男性から女性まで最近流行していておすすめのスタイリング剤。
くせのある人にもちょうどよいウェット感にしてくれるジェリーワックスです。
ショートはH、ロングはSがおすすめです。セット力もあるのでキープさせたい人にはおすすめのワックス。
くせ毛におすすめの「スプレーワックス」

きし
スプレーワックスはスタイリング剤をつけるのが苦手な人におすすめです。
ふりかけるだけなので、苦手な人でも簡単にスタイリングすることができます。

つま
もちろん上記にあるファイバー・クリーム・ウェットのワックスに比べると、自由性は減りますが、それでも簡単にスタイリングすることができるスプレーワックスは便利なアイテムです。
スプレーワックスは、他のワックスと組み合わせることで、キープ力を高めてくれるので「スタイリングしてもすぐ崩れてしまう…」って人にもおすすめできます。
ほどよい浮遊感をつくることができるスプレーワックス。
かたまりすぎないので、ロングヘアでも使えるしスタイルに関係なく使えるスプレーです。
くせ毛を活かすためには「スタイリングは必須」

きし
ここからはくせ毛のスタイリング術についてお話していきます。
すぐにできることなので、何回も読んでトレーニングしてくだいね。

つま
スタイリングでとくに重要となるのが
「土台づくり」
です。
多くのくせ毛女性はワックスだけでふわっとさせたり、動きをつくったりしてしまい、失敗するケースが多いです
この原因に、髪の土台つくりがないことにあります。
つまり、形の土台である状態をワックスをつける前にある程度作っておく必要があるのです。
土台づくりとは…
- ブロー
- ストレートアイロン
- コテアイロン
それぞれをテクニックと一緒にお話していきます。
ブロースタイリング
まずはブローについてお話していきます。くせ毛スタイリングでは一番の土台になるのでとくに大事になります。

つま
できているつもりでも、できていないことが多いのがブローです。
まずは根本のほうから乾かしていきましょう。
- 根本
- 前髪
- 中間
- 毛先
こうしておくことによって、効率的に効果的にスタイリングをすることができます。
髪というのは濡れている時に1番素材としては真っ白の状態となりますが、髪が乾くにつれて、環境による外的要因が加わり髪の状態が変化します。
- 乾燥
- 重力
- 湿度
対策として乾かす必要があり、外的要因は根本が大きく関係しているために、根本から先に乾かす必要があるのです。
さらに、根本から乾かすことで乾く時間も短縮できるために効率化にもなるのでおすすめです。
- 根本近くから乾かすようにする
- 手の甲で頭皮をカバーしながら乾かす
- 根本を乾かすときから全体のスタイルをイメージする
根本から乾かす時に、左右にふったり前後にふったりと縦横無尽に乾かすことで髪に自然なボリューム感がつくられます。
これはボリュームがあるないに関わらず必要なことでバランスがキレイに整うことになります。
- 前後左右にふって乾かして分け目を消す
- 根本乾かす時に分け目を消すように意識しましょう
- 根本は100%乾かしましょう
ボリュームを出したい場合は「毛流れに逆らうようにして乾かす」
頭を動かしながら、左にある髪を右に向かって乾かしたり、下にある髪を上に乾かしたり縦横無尽に乾かすことで、ボリュームが出やすくなります。
このようにして毛流れに逆らったり、ボリュームをつくるようにして乾かすことで、よりスタイルをつくることができ、スタイリングが上手くいくようになります。
ストレートスタイリング
ブローした後には、ストレートアイロンを使って、スタイリングすることで髪に動きをつけたり、うねりをキレイにしてまとまりのある髪にすることができます。

つま
とくに、くせ毛で一番の課題になるのが「前髪」です。
前髪のくせ毛が気になる人はストレートアイロンを上手く使いこなしましょう!!!
そのために、なるべく普段のシャワーの時から、トリートメント(インバス・アウトバス)などで水分補給をしてあげて、髪の外側をコーティングしてあげる事が大切です。
まずは髪の内部に水分と栄養を補給してあげましょう。
さらに下地が出来ていない状態では直毛になりにくいし、アイロン操作で髪を傷めるダメージソースともなりえるのでできるだけ、シャワーは丁寧にしましょう。
普通に乾かす時に、上下左右・縦横無尽に髪の向きを気にせずに乾かしてしまうと、キューティクルは開いてしまったり、くせが自由にでてしまうので、ブラッシングしながらブローすると、クセも緩和され、キューティクルも閉じてくれます
このブローがとても大事になります。
片手でドライヤーを持ち、できるだけ上から下にブラッシングしながらブローをするイメージです。
ストレートアイロンストレートアイロンをする時は160度程度の温度にしましょう。
アイロンをする上で大切になることがあります。
髪を分ける
髪を分ける幅が薄ければ薄いほどきれいにプレスできますが、時間がかかってしまうのでご自分に合った厚みを見つけましょう。 基本は髪を細かく分けて下のほうから順にプレスします。
髪をはさむ時の力加減に注意
くせが中々伸びてくれないからと言って、ギュッと力を入れるのはNGです。 できるだけ優しい力で丁寧にアイロンをしてあげましょう。
アールを描くようにまる〜くアイロンする
毛先やトップに効果的になるのがまる〜くアイロンです。 中間から毛先にかけてまる〜くアイロンをすることで髪にやわらかい動きがでます。 曲げると変な型になるので注意してください。
猫っ毛にアイロンは絶対した方がよいおすすめポイント
- 前髪
- トップ(表面)
- 毛先
逆を言えば、中の髪はあまり見えないために見た目に影響しないことから優先度は下がっていきます。
巻き髪スタイリング
ストレート以外にも、コテアイロンを使った巻き髪のスタイリングは猫っ毛の女性にかなりおすすめです。

つま
くせ毛は、上手くコテアイロンを使いこなすことで、パーマ風にしやすくなります。
スタイリングの練習をしましょう。
- ブローをしてから巻き髪をする
- うす〜くベース剤をつける
- 巻いてからハードワックスorハードスプレー
キープするだけでなく上手に巻くコツにもなります。
ブローしてからコテアイロンを使う
乾いていないと熱が髪に伝わりにくく、上手く巻くことができません。
しっかりと乾かしてから巻くと、キレイに巻くことができるだけでなく、スタイリングも長持ちすることができます。
ついでに、乾かす前にはをつけて髪の耐久度を上げるおくことも大切です。
巻き髪前にはベース剤で下地をつくる
乾かしたあとは巻き髪です。
その前に、うす〜くベース剤をつけましょう。ワックスに含まれているポリマーが髪の固定を促進してくれます。
ワックスのキープ力とによる熱変性が相まって素早く型がついてくれます。
ワックスをつけることによって水分が髪に付与されるために、水分が多い部分に高熱であるをつけると過剰に熱が入り髪が傷むということがありますが、これは「ワックスを付けすぎ」の場合です。
適切に使用していえば傷むことはなく、上手に巻くことができキープ力にも繋がります。

つま
仕上げにはハードタイプのスプレー
巻き上がりにはハードタイプのスプレーで固定してあげると長時間でも崩れにくいのでおすすめです。 スプレーの特徴としては一切髪に触れずとも使用することができることでもあります。せっかく巻いた髪を崩してしまわないようにキープしましょう。
まとめると…


きし
くせ毛の人におすすめするワックスをまとめてみましたが、いかがでしたか?
どれもくせ毛の私が使ったことのあるものばかりなので保証できるものばかりです!!

つま
結論を言いますと、くせ毛を完璧に治すことは100%できません。しかし、くせ毛をキレイにすることは可能です!
大切なことは、あなたにあったスタイリング方法とアイテムで対策をすることです。
この記事がすこしでもキレイのお役に立てると嬉しいです。
最後に100個以上のスタイリング剤を使用してきたぼく達が、本当に役立つワックスをサロン&市販と女性用&男性用の4つのランキングにまとめてみました。
それぞれ見やすいように分けています。
基本的には、トータルスペックが良いものをピックアップしていますが、実際に使用してみて、
- 実際の使用感
- セット力だけでなくまとまりや使いやすさも
- ダメージヘアなどにも問題なく使える
などのトータルバランスで使いやすいアイテムばかりをご紹介しています、かなり自信のある記事になっているのでワックスを探す時の参考にしてください。
こんな感じで以上です。