「ニゼルのジェリー」を使ってみたいんだけど、スタイリング剤としてはどうですか?おすすめポイントとかある?
こういった疑問にお答えしていきます。
ニゼル ドレシア ジェリーのレビュー
有名なヘアケアブランドでもあるミルボン。ヘアケアだけでなくスタイリングシリーズも豊富で使いやすいものが多いです。
その中のスタイリング力もありつつ、ウェット感(濡れ感)を簡単につくることができるスタイリング剤でもある「ジェリー」シリーズ。
サロン専売品でもあるニゼルシリーズのジェリーを使おうか悩んでいる方のために使用感などをまとめてみました。
この記事で分かること
- ジェリーを選ぶポイント
- ジェリーのおすすめポイント
- 実際に「ドレシア ジェリーH」を使ってみたレビュー
見たい場所へジャンプ
実際に「ニゼル ドレシア ジェリーH」を使ってみた

今回の記事では、ミルボンブランドのニゼル ドレシア ジェリーHを実際に使ってレビューします。

このスタイリング剤は、ジェルとワックスの良いところをあわせ持ったひっじょ〜に便利なアイテムなんです。
ジェリーシリーズの特徴は、2種類のヴェールとなる成分によって作られる「Wヴェールメカニズム」が配合されていることです。
- 微細化したワックス成分「ゴールドキャンデリラ」配合
- 薄く均一に広がる「シュガースクラワン」配合
- 香水のように楽しめる「フルーティフローラル」の香り
さらに、スタイリング力で選べる3タイプに分かれているため、男性だけでなく女性ようのジェルワックスとして使うことができるスタイリング剤です。
実際に購入してみました
ぼくの髪はショートですが猫っ毛で細毛なので絡まりやすいし、妻の髪はロングの上にくせ毛です。適当なスタイリング剤だと仕上がりがえらいことになったりもします。
ということでヘアワックスを実際に見ていきましょう。

まずは見た目のデザインから。
細長いフォルムにクリアブラックが特徴となるジェリーH。

細長いフォルムは手にフィットしやすく好印象。

シンプルなデザインは年齢問わず使うことができて、シックな黒と馴染みも良くてオシャレ。

ボトル全体に重さはほとんどなく、軽いながらにも安定感があります。

スタイリング剤には珍しいプッシュ式なのは、量も調節しやすく初心者でも使いやすそう。

見ためのデザインや、使いやすそうなフォルムは全体的に好印象です。スタイリング剤としてはプッシュ式になっていて使用感も良さそうなのもポイント。
ワックス成分
水、BG、エタノール、PEG-4、キャンデリラロウ、(アクリル酸アルキル/ジアセトンアクリルアミド)コポリマーAMP、ジグリセリン、PPG-8セテス-20、カルボマー、PG、スクワラン、センチフォリアバラ花水、マロン酸ジエチルヘキシルシリンギリデン、トリ(カプリル/カプリン酸)グリセリル、(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリル酸メトキシエチル)コポリマー、PPG-4セテス-20、セテス-10、AMP、EDTA-2Na、フェノキシエタノール、メチルイソチアゾリノン、香料、赤227
次に成分を見ていくと、水やエタノール(アルコール)が多いのは気になるところでもありますが、それ以外ではバランスが良い構成になっています。
ジェル系のウェットアイテムでは”スタイリングしづらい”のも特徴の一つになりますが、ツヤ感だけでなく使用感も良くなるような成分構成には好印象。

個人的に気になる所はありますが、ボトルデザインや使いやすさ、成分構成などバランスが良いアイテムです。
まぁ成分構成だけ見ると、不要な成分もありますがスタイリング剤においてはバランスのとれたアイテムという感じでしょうか。
と、実際に使ってみないと分からないので、本題でもあるワックスの使用感を見ていきます。
こういう感じになります。
全体的にまとめると…
- ジェルとワックスのそれぞれの良い所をあわせたようなアイテム
- 使いやすくて、スタイリングが苦手な方にもおすすめできる
- 少し高めなのでコスパが悪い
こんな感じでしょうか。
実際に使ってみましたが、まさにジェルとワックスのそれぞれの良いところを合わせたようなアイテムで、簡単にウェット感のある濡れ髪スタイルをつくることができます。
ジェルのような使いづらさは若干残ってはいますが、それでも揮発性も高く、ジェリーの伸びも良いため、使いやすい部類のスタイリング剤に入ります。

わたしもお客様によく使っていますが、このアイテムを使うとジェルに戻ろうことはできないと思うぐらい使いやすいアイテムでした。
とはいえ価格も高くて、量も少ないなため、コスパが悪いアイテムなのが気になります。
サイズは90gと、普通に比べて多めな感じですが、やはり一度のスタイリングに量を使うと一ヶ月持たないこともよくあります。
そこは少し残念なポイントですがそれ以外でも問題なく使用することができますし、男性にも女性にもおすすめできるアイテムであることは変わりません。
ニゼル ドレシア ジェリーの全ラインナップ

Hから固めのキープ力が高くて、Sはキープ力は低いものの柔らかいのでスタイリングのしやすさは抜群です。
ジェリーS
ジェリーM
ジェリーH
「ニゼル ドレシアコレクション ジェリー」の使い方

ジェリーの使い方についても分かりやすくお話します。参考になれば嬉しいです。
ジェリーの使い方はとてもシンプルで簡単になっています。
まずは髪を濡らすことが前提
前提と言いましたが、必ず濡らす必要はありませんが、濡らす方が効率も仕上がりも良いものになります。
ジェリーの特徴の1つの「ウェット感」を出すためには、ジェリーだけでは量がたくさん必要となります。
そのために髪に水分を残し相乗効果を狙うことが大事になります。
半乾き〜濡れている状態からスタイリング
半乾きと言っていますが、ブローが必要ないわけではありません。
厳密に言うとブローが必要なるのは髪の長さによって違います。
- ベリーショート:不要
- ショート:不要
- ミディアム:必要
- ミディアムロング:必要
- ミディアムボブ:必要
髪が長ければ長いほど、髪の重さによってボリュームがつぶされてしまいます。そのためショートよりも長いのであれば根本を少しブローすることが必要になります。
その他にデザインによっては部分的にブローをすることによってジェルであってもデザイン性を出すことは簡単です。完全に乾燥させる必要はないので自分好みには調節しましょう。
最初は1プッシュで十分
ジェリーをつける順番や、ヘアスタイルイメージをしっかりと持ってから行いましょう。
スタイリングポイント
- 全体に薄くムラなくつけるイメージ
- 襟足➔サイド➔トップの順
- 前髪は最後に
- 毛先を動かすorまとめる
できだけムラの少ないように全体につけたあとに、襟足➔サイド➔トップの順につけていきます。
男性で、前髪をアップにしたい場合は量を少し足してあげましょう。

ワックスと混ぜて使うのもアリ
基本はソフト+ハードか、ハード+ソフトなどの組み合わせが基本となります。
ダメな調節例
- ハードジェル+ハードワックス
スタイリング剤のハードタイプそれぞれ共通しているのが「速乾性」が高いことです。
そのためにハードとハードを組み合わせると、神的なスタイリング力を持ってしても安易ではありません。
それぞれの特徴を活かすためにはワックスorジェルどちらかはハードでどちらかはソフトにしましょう。
しっかりと混ぜるが鉄則
組み合わせるので、別々につけることでも問題はありませんが、しっかりと混ぜわせるほうが質感のムラは少なくすみます。
- 先にワックスを手の平で伸ばしておく
- 次にジェルを手の平に伸ばしていく
- 手の平全体でしっかりと混ぜ合わせる
ワックスは固形タイプなので固めのものをチョイスすると混ざりにくくなります。ある程度伸ばしやすいようにしておくと、キレイに混ざってくれません。
その後はスプレーでキープすると長時間のスタイリングもできます。
終わりに…

この記事では、「ニゼル ドレシア ジェリーH」のスタイリング剤(ジェルワックス)について書きました。

つま
ジェリーを使う前の参考にどうぞ。
最後に2つのおすすめ記事を紹介します。
1つ目の記事はメンズを中心におすすめするワックスランキング、2つ目にはレディース中心におすすめするワックスランキングを紹介しています。
スタイリング剤を探す時の参考にしていください。
こんな感じで以上です。
参考になれば幸いです。